国際日本酒講師とは
近年、若者、女性、さらには外国人の方々が日本酒を楽しむようになってきました。
いわゆるこのビギナーに共通したニーズが、単に「飲みたい。」ではなく、「知った上で飲みたい」ということ。
これを証明するかのように世界各地では、お酒のセミナーが頻繁に開催されています。
しかし、きちんとした講師のスキルをもった方はそう多くはありません。
「国際日本酒講師」 は日本酒の知識だけでなく”人に教える”というスキルを兼ね備えた日本酒の講師です。

カリキュラムについて
『国際日本酒講師』には、講師に必要な「インストラクションスキル」「コミュニケーションスキル」「プランニングスキル」に加え、日本酒の専門的な知識である「スペシャリティスキル」の4つが必要と考えます。
国際日本酒講師講習会では、この4つのスキルを高める実践的なプログラムをご用意しています。

国際日本酒講師ができること
「国際日本酒講師」は入門資格「日本酒ナビゲーター(SSI’Int認定)」「焼酎ナビゲーター(SSI’Int認定)」認定セミナーの主催※が可能

国際日本酒講師は、自身とSSI’Int共催したセミナーの参加者に「日本酒ナビゲーター(SSI’Int認定)」や「焼酎ナビゲーター(SSI’Int認定)」の資格を認定する権利を得られます。(諸条件あり)
「日本酒ナビゲーター」「焼酎ナビゲーター」は、飲食業界の「入門資格」、または日本酒や焼酎を楽しむ「消費者向け資格」と位置付けられる資格です。認定者には「ナビゲーター認定証書」が付与されますので、受講生のセミナーの参加動機にも繋がります。

講師資格名(認定団体) 講師資格受験条件 発行可能資格(認定団体) ナビゲーター発行条件
国際日本酒講師(SSI’lnt)

国際唎酒師

日本酒ナビゲーター(SSI’lnt)

国際日本酒講師であること
(FBO認定会員)

焼酎ナビゲーター(SSI’lnt) 国際日本酒講師かつ
国際焼酎唎酒師であること
(FBO認定会員)

※「日本酒ナビゲーター(SSI’Int認定)」「焼酎ナビゲーター(SSI’Int認定)」の認定には下記の条件があります
・NPO法人FBOの入会手続き(入会申請書のご提出、入会金年会費(公認・認定資格年度登録費含む)のお支払い、次年度年会費 口座振替のお手続き)が必須です。
・「国際日本酒講師」「国際唎酒師」「国際焼酎唎酒師」はSSI’Int認定を指し、「日本酒学講師」「唎酒師」「焼酎唎酒師」とは異なります。
・国際日本酒講師かつ国際焼酎唎酒師の方は、自身とSSI’Int共催したセミナーの参加者に「焼酎ナビゲーター(SSI’Int認定)」の資格を認定する権利を得られます。

受講受験コースとは
会場受講ならではの教材と体験で、専任講師の直接指導を受けられるコース。
疑問点もその場ですぐに解決でき、その後に試験で合格を目指してください。

受講(受験)資格 国際唎酒師(SSI INT’L認定)または唎酒師(FBO認定会員)
受講言語 英語、中国語(繁体字、簡体字)
受験期限 初回申込時の受講日の翌月から1年以内
教材
英語 Ver.中国語 Ver.(繁体字)
『NIHONSHU-NO-MOTOI』【Ver. English】
『SSIINTERNATIONAL SAKE LECTURER』
・What is an Ideal Lecturer?
・Communication Skills.
・Instructional Skills.
・Planning Skills.
・Necessary knowledge for lecturers
・Seminar Session.

『日本酒之基 SSI國際唎酒師官方教材』
『國際日本酒講師 中文課程』
・怎樣成為一位可信賴的講師
・溝通技巧
・教學技巧
・規劃技巧
・講師必須要的各種知識
・以消費者作為對象「日本酒研討會」的理想形式
日程
日 程 未定(全3日間、1~2日目は講習会、3日目は試験)
会 場 未定

プログラム(1~2日目)
1日目2日目
時間 講義名
10:00〜11:30 国際日本酒講師の心構えと役割
12:30〜14:00 セミナー運営概論
マネジメント視点でのセミナー運営のポイント
14:15〜15:15 セミナー実践論
「テイスティング」をテーマにする際のポイント
15:30〜17:30 セミナー実践論
「日本酒の香味特性別分類(4タイプ)」をテーマにする際のポイント
17:30〜17:45 オリエンテーション
時間 講義名
10:00〜11:30 セミナー企画概論
売れる「セミナー」を企画する際のポイント
12:30〜13:45 セミナー実践論
「トレンドの日本酒」をテーマにする際のポイント
14:00〜15:30 酒蔵から日本酒講師に伝えたいこと①
〜消費者に伝えていただきたい酒蔵の想い〜
16:00〜17:30 酒蔵から日本酒講師に伝えたいこと②
〜消費者に伝えていただきたい酒蔵の想い〜
17:30〜17:45 オリエンテーション
試験(3日目)
試験時間 12:30〜15:20
第1次試験
12:30〜13:20
(50分)
【筆記】選択式(一部記述式)
・日本酒の専門的な知識を問う
出題範囲
英語:テキスト『NIHONSHU-NO-MOTOI【Ver.English】』
中国語:テキスト『日本酒之基 SSI國際唎酒師官方教材』
第2次試験
13:30〜14:20
(50分)
【筆記】記述式(一部選択式)
・講師として必要な知識を問う
出題範囲
英語:テキスト『SSIINTERNATIONAL OFFICIAL LECTURER』
中国語:テキスト『國際日本酒講師 中文課程』
第3次試験
14:30〜15:20
(50分)
講義実演およびブラインドテイスティングにおける日本酒の評価コメント
・講義実演(10分)
【設定】
・ビギナーを想定した日本酒セミナー実技
・日本酒の評価コメント(事前テイスティング1分/評価コメント1分)

※合格基準:各試験の正答率70%以上

受講受験料・申込
受講受験料 160,000円※日本での開催はありません
(教材費および認定料・認定証書・認定章含む)
受講受験料に含まれるもの
①「SSI INT’L認定 国際日本酒講師 受験資格認定講習会」受講受験料及び認定試験受験料(合格時認定料含む)
②上記受講に伴う教材(テキスト、酒類等)
再受験料 35,000円※日本での開催はありません
不合格・欠席の場合は、再受験料をお支払いいただいて受験することが可能です。
その場合、受験期限内に限り、合格基準に達した試験結果を有効とし、不合格となった試験(例.第1次のみ、第3次のみなど)のみを受験していただきます。
国際日本酒講師の証

写真左:認定章 / 写真右:認定証書 B4サイズ(W257×H364mm)